遮熱塗料のメリットとデメリット｜神奈川で高品質な施工を行うカケルペイント | あらゆる施工をお任せいただけるサービス

遮熱塗料の大きなメリットとして

【室温の上昇を抑えることができる】

そして遮熱塗料を壁や屋根に塗ることで塗装してある箇所は太陽光を反射します。

日差し自体を反射させることによって熱の発生を防ごうというのが遮熱塗料の狙いです。

遮熱塗料を塗布した場合→屋根の表面温度は平均8℃～10℃down、室温は平均2~3℃down（塗装してない箇所と比較したとき）

遮熱塗料を使用して、室内の温度の上昇を抑えることによりエアコンの使用量を10%~20%ほど削減することができる。

最近電気代の値上がりもあったので、夏場のエアコン使用量の削減はうれしいですね。

夏場の熱さがピークの時間帯、一般家庭の消費電力の約60％を占めているのがエアコンによる電力になっているそうです。

【遮熱塗料を使用することによって、室内の温度の上昇を抑え冷房を使いすぎなくなるのでCO2の削減】に繋がるとされています。

屋根や壁などの建材は熱の作用を受けることで劣化が進みやすく、耐用年数が短くなってしまう恐れがあります。

遮熱塗料を使用することで、屋根や壁などの表面温度の上昇を抑える効果によって熱の作用を少なくする事が出来るため、劣化の進みを遅らせることができます。

※ただし「遮熱塗料を塗ったら確実に劣化がしなくなる」というわけではありません。

遮熱塗料は、遮熱という効果をもっているので、シリコン塗料と比べるとと工事費用が少し高くなってしまうことが多いです。

実際、遮熱塗料がシリコン塗料との価格差が原因で、世に出回り始めた最初の数年間、遮熱塗料の売れ行きはあまり芳しくなかったとも言われています。

遮熱塗料とシリコン塗料が出始めた当初は、価格差が約10万円ほどあったものがだんだんと縮まってきていて、今では価格差はほとんどない状態になっています。

塗膜（＝塗料を塗った表面）の耐久性では、遮熱塗料とシリコン塗料には大きな差はありません。

よく勘違いされる点ですが、遮熱塗料はあくまで太陽光の反射率の高い塗料であって、無機塗料などの様に塗膜自体の耐久性能が高い塗料ではありません。

【価格が高い塗料から長持ちする塗料】と一括りにして勘違いされる方や、その勘違いを利用して高値で契約する悪徳な業者も中にはいます。

塗装工事で、特殊な機能・性能をもった塗料を検討する際は、「その機能がいつまで続くか」「時間の経過とともに性能がどれくらい落ちていくか」といったことを考慮に入れる必要があります。

遮熱塗料も経年劣化に伴って、遮熱性能も徐々に落ちていきます。

一見、当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、なぜか塗料に関しては無関係だと考えてしまう人が少なくないため、気を付けてください。